昨日慶大が勝利し、独特な雰囲気が球場を包み込む早慶戦は今日も大接戦だった。 両先発黒須裕太（３年＝真岡）、竹原雅貴（３年＝横浜翠嵐）が粘り強い投球を繰り広げ、スコアボードに０が連なる中、９回表の慶大。先頭の市野澤文太（１年＝慶應義塾）が中前安打で出塁すると、６番で昨日先発した猪砂雄介（４年＝立命館宇治）の放った鋭い打球は三塁線を破り、市野澤は一気に生還。慶大が１点を先制する。 ９回裏、早大は２死まで追い込まれるも池上倫平（２年＝早実）が意地の内野安打で出塁。しかし、力及ばず。 慶大が完全優勝を果たした。 慶大・猪砂雄介主将 ｢４年生は、１年生の頃から優勝を目標にしてきました。３年前から部長の指示でチームの意識改革を行った成果が出てとても嬉しく思います。｣ 早大・金子祐介主将（４年＝熊本） ｢両試合共に１点差のゲームで勝ちきれずに悔しいです。新チームは関東選手権、リーグ戦共に優勝してほしいと思っています。｣